ミニキャブミーブ
投稿日時:2013年11月10日 10:44:10
一般財団法人山口経済研究所発行のやまぐち経済月報NO462の
記事によりますと、山口県全体の水素発生量は全国の約1割を
占めるそうです。
県内では、カセイソーダ製造、アンモニア合成、石油精製などの製造
プロセスで水素が副生され、その大半が、自家消費されるか、あるいは
事業所内の自家発電設備の燃料として利用されているそうです。
こういった環境もあり、水素を利活用した産業振興は「やまぐち産業
戦略推進計画」の柱の一つであって、燃料電池自動車が本格普及する
とされる2025年をにらみ、山口県では、2015年以降、県や市の公用車、
企業の社用車に燃料電池自動車を導入、その後、バスやどの公共交通
機関へ導入を拡大していく構想を描いているそうです。
ただし、水素ステーションのインフラ整備に膨大なコストがかかったり、
燃料電池自動車本体の車両価格の高さが、その普及拡大を阻害
するのでは、とも言われているそうです。
山口県は高純度の水素を発生する地の利を生かし、水素先進県に
向けての戦略を大きく掲げているそうです。
小職の工場では、「水素で走る自動車」といっても、まだピンときませんが、
EV(電気自動車)は、ここ1~2年で、お問い合わせを数件いただくように
なってきました。
ミニキャブミーブのトラックも発売されたそうです。CO2をほとんど排出
しない究極のエコカーです。
航行距離が短いことと、安くなったとはいっても価格が高いこと、急速
充電ステーションがほとんどない、など問題はありますが、少しづつ
EVの認知はされてきていると思います。自整業者として、幣工場も
EV、PHV等のアフター対応ができる体制にしなければ、と考えて
おります。