一般財団法人山口経済研究所発行のやまぐち経済月報NO462の

記事によりますと、山口県全体の水素発生量は全国の約1割を

占めるそうです。

 

県内では、カセイソーダ製造、アンモニア合成、石油精製などの製造

プロセスで水素が副生され、その大半が、自家消費されるか、あるいは

事業所内の自家発電設備の燃料として利用されているそうです。

 

こういった環境もあり、水素を利活用した産業振興は「やまぐち産業

戦略推進計画」の柱の一つであって、燃料電池自動車が本格普及する

とされる2025年をにらみ、山口県では、2015年以降、県や市の公用車、

企業の社用車に燃料電池自動車を導入、その後、バスやどの公共交通

機関へ導入を拡大していく構想を描いているそうです。

 

ただし、水素ステーションのインフラ整備に膨大なコストがかかったり、

燃料電池自動車本体の車両価格の高さが、その普及拡大を阻害

するのでは、とも言われているそうです。

 

山口県は高純度の水素を発生する地の利を生かし、水素先進県に

向けての戦略を大きく掲げているそうです。

 

小職の工場では、「水素で走る自動車」といっても、まだピンときませんが、

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EV(電気自動車)は、ここ1~2年で、お問い合わせを数件いただくように

なってきました。

 

ミニキャブミーブのトラックも発売されたそうです。CO2をほとんど排出

しない究極のエコカーです。

 

航行距離が短いことと、安くなったとはいっても価格が高いこと、急速

充電ステーションがほとんどない、など問題はありますが、少しづつ

EVの認知はされてきていると思います。自整業者として、幣工場も

EV、PHV等のアフター対応ができる体制にしなければ、と考えて

おります。