こんばんわ。山口県周南市の温品自動車、サービス担当の福永です。

本日の車検整備

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三菱・キャンターのタンクローリー。平成7年式で走行は約18万5千キロ。

こちらなかなかハードな使い方をしておられ、下廻りが整備困難なくらいセメントや泥まみれでした。車検整備の前にスチームで頑張って落としたのですが…それでもまだかなりこびりついており、少し触ったくらいでボロボロ落ちてくるので作業着が相当汚れてしまいました。

車輌の状態ですが、前後共にブレーキ関連にかなりダメージが。フロントのディスクキャリパーは片方に2つずつ付いているのですが、左下側のキャリパーのピストンが動きません。取り外してチェックしてみたところ

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このように錆まみれな状態。キャリパー内部も同じく錆が酷かったのでまるごと交換です。残りの3つのキャリパーはここまで酷くはなかったのでシールキット(内部のゴムパーツ)のみを交換しました。

リアのドラムブレーキはまずホイルシリンダーの調整が錆ついて動かなくなっていました。こちらも片方に2つずつ、計4つあるのですがどれも似たような状態だったので全部交換。また、ライニングの摩耗も進んでいたのでこちらも4枚全て交換。

こんな感じでブレーキ回りをごっそり交換。埃まみれになりながらの作業でした。