どうもどうも石川自動車の石川ですimage

ようやく今週くらいから春らしい気候になるそうなので、ほっとしますねimage

ただ花粉症の人はこれからがますます大変みたいですね。image

さてさて今回はH13年式、距離75、000㌔程のニッサン・バネット、トラックです。

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こちらの車、5MTのため自分で変速しなければなりませんので、自分で変速させていたところ、シフトが入りにくくなり、ついには、クラッチペダルを踏んで、クラッチを切っているにもかかわらず、進んでしまうとのことでした。image

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↑こちらがクラッチ、マスターシリンダです。

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↑こちらがクラッチ、レリーズシリンダです

特に、クラッチ、フルードが漏れているわけでもないが、クラッチが切れないのであれば、シリンダ、内部のゴムがヘタってしまい、圧が掛かっていないようですね。(自転車等の空気入れでなんぼ頑張っても空気が入らないような状態です。かえって分かりにくかったかな・・・image

と、とにかく各、シリンダをオーバーホールします。

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フルードが、なるだけ抜けてしまわないように、栓をします。

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各、シリンダを外します。ちなみに上がマスター、下がレリーズ、になります。

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各、シリンダ、中部ゴムなどの部品を交換します。

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組み付けて、クラッチフルード(作動油)を入れ、↑のようなポンプを使い、手動で「エア抜き」作業をします(これが結構面倒image

そして試乗して異常なくクラッチが切れたのでこれにて完成です。

この度のご入庫ありがとうございました。image