みなさんこんにちは
今日は予告通り、クラウンハイブリッドの続きを少々

クラウンハイブリッドは、今年の2月にマイナーチェンジしております

変更点はボチボチありますが、特筆すべきはグレード構成
ハイブリッド              本体価格619万円(税込み)
ハイブリッドスタンダードパッケージ本体価格595万円(税込み)
の2グレード(標準装備の差は革シートとリアスポの有無)だったのが、3グレードに変わりました。

構成はコチラ
ハイブリッドGパッケージ本体価格620万円(税込み)
       Lパッケージ本体価格580万円(税込み)
ハイブリッド        本体価格540万円(税込み)

前期型の時はハイブリッド(グレード名)がベースグレードで、スタンダードパッケージがダウングレードっぽい表示でしたが、後期型になってからはハイブリッド(グレード名)をベースグレードと考えた時、その他がアップグレードとなっています。

では、前期型のハイブリッド(グレード名)が約80万円安くなったのかと言うと、全然違います。

価格が示すとおり、前期のハイブリッドに相当する後期のグレードはGパッケージです。

つまり、前期と同じ見方をするなら、Gパッケージがベースグレードで、ダウングレードが増えたと言えます。

だから、前期の時に比べてハイブリッド(グレード名)が大幅に安くなりましたってセールスするのは内容から見れば大嘘です!

ただし、安いグレードが出来たので、クラウンハイブリッド(車名)にお求め安い価格ができましたって言うセールスは本当のことになります。(それでも高額ですがね)

グレード名が同じハイブリッドでも、前期と後期では別物です(汗)

この事実を知らずに聞けばどうなる?恐るべしトヨタマジック

ちなみに前期後期を通して、装備内容がいい順に並べると
前期ハイブリッド
Gパッケージ
スタンダードパッケージ
Lパッケージ
後期ハイブリッド
とこんな感じです。当たり前ですが、ほぼ価格通りとなるわけです。

後期ハイブリッドでも十分な装備ですが、同じ型式で、同じグレード名で、内容に差がありすぎる・・・


これは中古車市場でも同じ現象がおきます。
そして、中古車で購入を考えたときにこそ影響が大きくなります。

新車の場合は、カタログで納得のいくグレードを選べばいいですが、中古車の場合はそうじゃないことが多いです。
ネットで調べたのが前期型で、年式は少しでも新しい方がいいと、ハイブリッドのグレードだけを指定してしたら、装備内容は全然違います。

またグレードを知らず、クラウンハイブリッドを買おうと価格だけを見比べた時、前期と後期では価格がほとんど変わらず、(もしかしたら後期の方が安いかも?)後期がお得と感じてしまうかもしれませんね
装備を見れば一目瞭然ですが、中古車の場合は見比べるのは難しいですからね。

新車にしろ、中古車にしろ、車選びはきちんとしたいですね