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ハイブリットのプリウスがバッテリー上がりで入庫しました。ハイブリットはそもそも2個のバッテリーが装着されています。

一つのバッテリーは、他の車同様、鉛蓄電池によるDC12Vの補助バッテリーです。。ライト類やオーディオ、エアコンなどの一般的な電装系、コンピュータを駆動するための主要電源として使われています。容量は小さく40~60くらいの大きさが一般的です。 普通は、エンジンを始動させる時のセルを回したりもしますが、プリウスの場合はセルモーターがないのでこの場合は必要ありません。

そしてもう一つはハイブリッドシステムの要のひとつであるメインバッテリーです。上記のコントロールパネル内に映し出される電流の流れのようにバッテリーの直流電流は、パワーコントロールユニットのインバーターを経由して交流に変換され、駆動モーターやジェネレーターに最適な電力を流します。また、回生ブレーキにより得られた電力がバッテリーに蓄電される仕組みとなっています。

今回、不良のバッテリーは上記の鉛蓄電池でした。ホッとしました。ハイブリット用のバッテリーであれば金額的に高くつくところでした。