こんにちは、工場長の岡嶋です。                                                  

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今日は、昭和61年式のジープの修理模様をご覧ください。

つい先日うちのお客さんで古い車が好きな人がおりまして、

実は岡嶋さん、ジープ買っちゃいまして、みてもらえませんか?

と言うことで、お預かりしました。

するとどうもギアが入りにくく、クラッチを乗せ変える事となりました。

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このミッション、今のとは違いすべてケースが鋳物なので結構重いんです。

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この写真でおわかりでしょうか、作業効率を上げるために室内のフロア

部分が外せるようになっています。(下から運転席丸見え状態)image

これは私の父親から聞いた話ですが、アメリカの自動車メーカー、

ウィルスやフォードの軍用ジープもこんな感じですごく作業がやりやすく、

メーカーの違う車でも数多くの共通部品があり実際の話ですが、

部品さえあれば道ばたでも修理が簡単にできたそうです。

それもこれも戦争中の兵士がこういう車を求めたのだと言うことです。

実際ドイツ戦車のエンジンにヘッセルマンエンジンと言う物があったらしく、

一応ディーゼルですが、重油や灯油で走らせられるエンジンがあったそうです。

少し話がずれましたが・・・・。

 

これがクラッチの部品です。

写真上から、ディスク、カバー、スラストベアリング(レリーズベアリング)です。

もう一つパイロットベアリングがあるのですが、写真に収めるのを忘れちゃい

ました。image                         

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と言うことで、この4点をセットで交換する事で、スムーズかつ快適に

運転していただく事になりました。image            

ありがとうございました。                               

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