自動車税は都道府県税。
軽自動車税は市町村税ってみなさんご存知ですか?

自動車を保有している方に対する国税は、車検時に徴収される
重量税になります。

一般的には、軽自動車税は4ナンバー¥4.000、乗用車は
¥7.200ですよね。

それがですね島根県松江市に於いては、住んでいるエリアで違うんですよ。
なぜ税額に差があるのかわかりませんが、このように地方税の税額を
変えることに、驚きと柔軟性を感じました。
他の都道府県も、そのような運用があるかもしれませんね。

確かに国税ではありませんから、自治体の自由裁量の範囲です。
住民の反対が強くなければ、自主財源の確保の観点から、いいのでは
ないかと思います。

そこで、矛盾点を感じることもあります。
少し外れますが重量税の問題です。

中型の251cc以上は、車検時に重量税を取られますが、それ以下は
免税なんですよね。
重量税は国税ですが、この小さなバイクについては、地方重量税として
市道、町道、村道整備の財源として徴収してもいいのではないかと
思います。
実際、バイクレーンなんて言うのもありますし、そこにはほとんどが
250cc未満のバイクが走っているわけですから。

これまでの、ヒモ付き補助金では、一日に数台しか通らなくても、
数億円を使って村道整備などを行なってましたが、自主財源化すると
限られた税収でしか整備できなくなりますので、税の有効利用にも
繋がるのではないかと考えます。

しかし、国税である自動車重量税がほとんどの原資であるし、多く徴収できない
でしょうから、その立法の整合性をいかにして取るか?
議論の余地はありますけどね。
運輸局単位で徴収し、地方整備局へ直接投げる方法もあるかも知れませんし、
按分で都道府県に直接交付する方法でもいいかもしれません。
しかし地方整備局は廃止の方向ですからね。
都道府県に按分が適当なのかもしれません。

国道と地方道の整備に於ける徴収のあり方を考える、ひとつの提案
なんですよね。
これが大規模な県道整備となると、中には天文学的数値になりますが、
地方税とその自主財源が基本であると思います。

それにより、スピーディーに、そして有効に利用されるのではないかと
考えますが皆さん、いかがでしょうか?