いわゆるカーマニアや車好きな人間の間では、

洗車に関して“常識”となっていることがあります。

もちろん、本サイトをご覧になっている方はご存知かとは

思いますが、万一知らない方のためにお伝えしておきます。

 

それは・・・

「愛車を大事にするなら、自動洗車機にかけてはいけない」

という常識です。

ガソリンスタンドや有料洗車場などに設置してある

自動洗車機は、目には見えないレベルで、

間違いなく車のボディをキズつけています。

 

いわゆる「洗車キズ」です。

高速でブラシを回転させ車体を洗うのですから、

当たり前の話なのですが、

意外と知らない人が多いのに正直驚きます。

 

ご存知なかったという方は、ぜひ、今後の使用はやめてください。

愛車を傷つけないで洗車する方法は手洗いに限ります。

とは言え、「私は洗車を手洗いで行っています」

という方の中にも、実は誤った方法で行い

洗車キズをつけてしまっている場合も多いのです。

 

 それでは、洗車機にかけているのと

同じことになってしまいます。

 

以下に正しい方法をご紹介しますので、

今一度お確かめださい。

 

洗車を行う際は、

まずタイヤを一本ずつ洗うことをお勧めします。

その際、ボディにはまだ水をかけないでください。

日差しが強い時には特に注意が必要です。

何故なら、タイヤを洗っている間にボディの水滴が

凸レンズの役割を果たしウォータースポットと呼ばれる

シミを作ってしまうからです。

 

撥水性ガラスコーティングやワックスを

かけてある車両の場合は特に注意してください。

タイヤは洗剤で側面の汚れを落とし、

ホイールはアイアンリムーバーなどを使用して

ブレーキダストを除去します。

 

アイアンリムーバーとは、アルミホイールに固着した

ブレーキパッド粉、塗装面上の鉄粉や錆等を落とします。

チオグリコール酸濃度が非常に高い為、

水での希釈が可能です。

 

また、この製品は、ボディの塗装や金属等の材質を

侵すことは有りません。

ブレーキダストでフロントホイールが真っ黒になる

欧州車オーナーには必携の商品です。

 

タイヤを洗い終わったらボディに取り掛かります。

いきなり洗剤をつけて擦るのではなく、

まずは屋根から水をかけ、付着しているホコリや

汚れを浮かせて流していきます。

ホコリなどが付着したまま洗剤をつけて洗ってしまうと、

それが洗車キズの原因になるのです。

十分に水を流した汚れを浮かせたら洗剤で洗います。

 

使用する素材として一番のお勧めは超極細繊維で

キズが付きにくい「マイクロファイバークロス」です。

用意できない場合は、なるべく柔らかいスポンジを使用しましょう。

 

逆にナイロンブラシや目の洗いスポンジは塗装面には厳禁です。

この場合も屋根から下に向けて洗っていきます。

ゴシゴシ擦るのではなくやさしく丁寧に洗ってください。

洗い終わったら、十分に水を流して洗剤が残らないようにします。

 

最後は水分の拭き取りですが、ここでモタモタするのはNG。

先に説明した通り、ウォータースポットの

シミが出来てしまう恐れがあるためです。

吸水性に優れたウェスで素早くふき取って下さい。

 

カー用品店などに売っている拭き取り専用クロスなら

吸水力が強く、あまりこすらずに済みます。

 

試しに実行して見て下さい☆

必ず時間が経てばボディの変化に気づきます!!

 

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